こんにちは。和田です。
結論から言うと、俗にいう頭の良い人とはワーキングメモリの高い(大きい?)人だと思うんです。
授業を聞いただけでテストで高得点が取れる人、みんなと同じ時間勉強しているはずなのに明らかに学力の伸びが大きい生徒ってどのクラスにもいたと思います。そういう人は陰で努力しているんだと先生たちは言っていましたが私は違うと思います。才能やセンスでもないです。ワーキングメモリです(極論)。
ワーキングメモリとは解釈が様々あるようですが身近なところでいう暗算力です。39+46+12と言われてそのまま覚えておくのが短期記憶、足して答えを出すまでがワーキングメモリ(働く記憶)です。パスワードか何かにしていて1年後にまだ覚えていたら長期記憶に残っているということです。英語に例えると「動詞は一般動詞とBe動詞(is,am,are)があり、英文の動詞は基本的に2番目にくる。」という情報を聞いて英文の2番目にis,am,areを置けるようになったらワーキングメモリが備わっているというような具合でしょうか。これが難しい生徒は例文を覚えたり問題演習をこなしながら体で覚えるしかないわけです。国語力、読解力、論理的思考力ともいわれるでしょうか。1から10を学ぶとも言いますよね。学校の授業を聞いただけでテストで高得点が取れる生徒はこの力があるわけですね。そしてなんとワーキングメモリは鍛えることができるそうです。調べると出てきますが鍛え方としては主に以下の方法があるそうです。
・7時間以上の睡眠
・有酸素運動
・自然の中での運動
・読書
・記憶力を使う
・暗算
・料理
・ボードゲーム
塾や学校で対応できるのは「記憶力を使う」と「暗算」くらいですか。私もコスパ至上主義なのでできるだけ楽に成績を上げてあげたいと思っています。暗記テストばかりさせていても短期記憶ばかり鍛えられてワーキングメモリに繋がらないので結局バランスは大切なのだと思いますけど。しかし短期記憶できなければワーキングメモリもできないですから仕方ないですね。なのでRST(リーディングスキルテスト)や思考力の問題も解いてもらったりしています。暗算・・・中学生にはさせてないな。やってもらおうかな。まあ一番コスパが良いのは勉強を楽しむことですけどね。結果や成長が伴うと次第に楽しくなってくるものでもあります。何事も。
※普通に勉強しているだけでもこれらの力はついていくはずです。
Comments