こんにちは。本日は中学受験が終わった小学生たちに伝えたい(伝えている)ことをお話しします。
中学受験お疲れ様でした。多くの人は人生で初めて行う現実との戦いだったのではないでしょうか。
推薦も無ければ『頑張ったで賞』も無い、点数のみの一発実力勝負。心身共に疲弊しきった方も多いと思います。
塾の講師をしていると中学受験の後の「燃え尽き」によって勉強量も学力も急降下する生徒さんをよく見かけます。これは折角偏差値の高い学校に受かったのにその後上手くいかなくなる子もいますし、もしくは中学受験を通して「自分には勉強は向いていないんだ」と勉強すること自体を諦めてしまう子もいます。
小学生で培った貯金を使い果たしてしまうかのように。
しかし当然ながら中学受験を経験した生徒達は高校受験、はたまた大学受験をかなり有利に進めることができます。私の体感では中受に落ちて公立に歩んだ生徒たちは漏れなく偏差値60以上の高校に進学している印象です。当然ですよね。中受を経験していない他の子供達に比べて圧倒的に勉強量も経験値も大きく積んでいるのですから。小学生は体力が凄まじいので大学受験する高校生より濃密な学習時間を確保した子もかなりいると思います。なので中学受験をキッカケにマイナスな感情を持って欲しくないのです。
勉強が全てではありませんが大学受験はひとつの大きなゴールです。ここはまだひとつの通過点だと思って良い意味で軽く捉えてこれからも勉学に励んで頂きたいと思います。
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